住宅ローンは多種多様
住宅ローンとは、恐らく人生で一番高い買い物となる住宅を購入するための資金を調達するローンです。
戦後、良好な住環境を整備する目的で住宅金融公庫が設立されたのが住宅ローンの始まりです。
一方で民間金融機関は共同で住宅金融専門会社(住専)を設立し、個人向け住宅ローンを開始しました。
大別すると住宅ローンは、公的融資と民間融資の2つに分けられます。
住宅金融公庫に代表される公的融資で目いっぱい借りて、足りない金額を民間ローンで補うという住宅ローンの組み方が一般的ですが、最近では様々な特徴を持つ民間ローンが登場し、公的融資の存在感は徐々に薄れてきています。
住宅ローンの金利には、固定金利、変動金利、固定金利選択型変動金利、段階金利などがあります。
住宅ローンの返済方法には、毎回の返済額を一定にする「元利均等返済」と毎回の元金部分の返済額を一定にする「元金均等返済」がありますが「元利金等返済」が一般的です。
1980年代までは住宅ローンは、貸してくれるだけ目いっぱい借りて、後は「不動産の値上がり」「給料の上昇」「インフレによるローン残高の目減り」を待っていれば良かったのですが、1990年代以降では土地も値下がりし、給料も上がらずインフレもないことから、住宅ローンをきちんと設計することが重要です。
現在では住宅ローンは多種多様な商品が出回っています。
どのようなローンをどのように利用すれば良いか、自分にあった住宅ローンを賢く選択することが重要です。貸してくれるだけ借りるのではなく、住宅購入後の生活設計も考慮して無理のない返済計画を立て、返済できる範囲で住宅ローンを組むことが重要です。